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リシェラティア(Lycieratia - 楽園) | |
ある少女が生み出した夢の世界の名。楽園という意味を持つ。 |
エル・サーレ(El Sirle - 夢紡ぐ女神) | |
ひとつの世界を夢みた少女。 すなわち、リシェラティアという世界の創造主にあたる存在。 |
ヨミ(Yomi - かたちなきもの) | |
世界にいつからか棲みついた、命あるものとは異なる存在。 生きとし生けるものたちのその生命の輝きを糧に生きる。 ヨミに喰らわれた者はみなその命を失ってしまう――人や動物たちは死に、花や木々は枯れ果てる。命という命がヨミに喰いつくされる時、世界は終焉を迎えるといわれている。 ヨミの姿は目には見えない。音もなく忍び寄る彼らを、リシェラティアの人々はひどく恐れている。 |
ファ・テラ(pha tella - 語り継ぐ者) | |
悠久の昔、創造主《エル・サーレ》の声を聴いた少年を始祖とする一族のこと。 世界の名を正しく《語り継ぐ者》として、かつては畏敬を払われていた。 ファ・テラたちが竪琴《フィトゥアル》の音色にのせて紡ぐ《うた》は、リシェラティアを癒す風となる。 彼らはその力で、エル・サーレの愛した楽園を、人知れずヨミの脅威から護ってきた。 忘れ去られ、或いは蔑まれてもなお、ファ・テラは《うた》を紡ぐことをやめなかった。 《果ての森》が紅い炎に焼き尽くされる、その最後の日まで。 |
フィトゥアル(phitoual - 竪琴) | |
ファ・テラの血を引く者にしか奏でることができない、不思議な竪琴。 その音色は、ファ・テラの紡ぐ《うた》と相まって、あるべき場所へとヨミを還し、世界の綻びを癒す。 |
果ての森(ta Moorie o Entir - 最果ての森) | |
世界の何処かにあるという、ファ・テラの一族が暮らしていた森。 七年前、ただひとつの竪琴《フィトゥアル》と、あるファ・テラの親子を残して戦火に滅んでいる。 |
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